Investment/
Asset management
あなたの投資が京町家を守る
不動産小口化商品の活用で
文化と共に歩む未来を
「不動産等特定共同事業法(不特法)」とは、不動産の所有権を共同持分などの小口に分けて販売、購入する仕組みです。
この不動産の小口化商品は、主に中小の不動産会社が取り扱うことが多く、
価格が上昇傾向にある不動産投資の一つの手段として注目を集めています。
数万円からの投資が可能なため、今後、個人投資家にも広く利用されることが期待されています。
当社では、歴史的建築物である京町家に特化した小口化商品の販売を進めています。
京町家は年々その数が減少しており、希少性と文化的価値が高まっています。
実際、当社で京町家におけるクラウドファンディングを実施した際は、
わずか1時間22分で目標金額に到達するなど大きな関心を集めました。
京町家への投資を通じて、文化財の保存に直接携われるという特別な魅力があり、
今後も高い人気を持ち続けることでしょう。
Real Estate
不動産小口化商品とは、特定の不動産を一口100万円程度に小口化して販売し、
不動産の賃料収入や売却益を投資額に応じて出資者に分配する商品です。
少額から出資できるとともに、J-REITと異なり現物不動産を所有しているケースと
同等の税制が適用されるため、相続対策としても注目を集めています。
Type
不動産小口化商品には、
主に「匿名組合型」「任意組合型」「賃貸型」の3種類があります。
匿名組合型の不動産小口化商品は投資家が資本を提供し、事業者がその資本を用いて不動産を取得・管理する形態を指します。
投資家は業者との契約に基づき投資利益を享受しますが、運営面への関与は基本的にありません。
匿名組合型の最大の特徴は、投資家が不動産経営の細かな運営面に手間をかけずに投資が可能な点です。
しかしながら、業者の運営能力に大きく依存するため、その選定が投資成功の鍵となります。
任意組合型の不動産小口化商品は、投資家が任意組合として集結し、その組合が直接不動産を所有・運営します。
投資家は組合員として、組合の運営に一定の発言力を持つことが特徴です。
運営の透明性が高い反面、組合員としての役割が求められるため、投資家自身の責任も大きくなります。リスクが分散でき、資産運用の自由度が高い一方で、組合員間の合意形成など運営面での課題も存在します。
賃貸型の不動産小口化商品は、複数の投資家が不動産の持分を購入し、事業者にその不動産を貸し出す仕組みです。
事業者は物件の管理や運営を行い、投資家は不動産所得として家賃や売却益を受け取ります。
また、不動産の登記には、物件所有者である投資家の名義が記載されます。
一般的に、1口の投資額は100万円程度で、運用期間は10年以上の商品が多いです。
しかし、事業者が破産した場合には運営が難しくなるため、最近では賃貸型以外の商品が主流となっています。
Merit
Merit 01
一般的に大きな資本を必要とする不動産投資ですが、小口化により少額からの投資が可能となり、多種多様な物件に投資を分散することができます。
これにより、一つの物件に投資を集中させることによるリスクを低減し、全体としての収益性と安定性を向上させることが期待できます。
地域や物件種別、さらには運営形態を組み合わせることで、自分に合ったリスクとリターンのバランスを探すことが可能です。
Merit 02
一般的な不動産投資(賃貸経営)において、物件の管理・メンテナンスは必要不可欠です。
入居者の募集や退去の管理はもちろん、家賃の入金管理や回収、定期的な清掃・メンテナンスなど不動産オーナーが手配をしなければならない業務は意外と多いものです。
不動産小口化商品の場合、物件管理は事業者や専門の管理会社が行うため、ほとんど手間はかかりません。
忙しいサラリーマンや細かい業務が苦手な方でも、安心して不動産投資を始めることができます。
Merit 03
一棟物件や区分マンションの場合、物件全体を分割することが難しく、相続時に調整が必要な場合があります。
しかし、不動産小口化商品では、一つの不動産を小口化した商品となるため、投資家が購入した口数に応じて相続の分配が可能です。
そのため、被相続人の人数に応じて必要な口数を購入することで相続時に発生しがちなトラブルを避けることができます。
Merit 04
不動産投資で最も重要なのは収益物件の選定です。
安定した収益や将来的な売却益が期待できるかどうかを見極める「物件の目利き」が成功のカギとなります。
不動産小口化商品では、市場に出回っていない厳選された物件、特に京町家をプロが選定して投資できます。
京町家は独自の文化的価値があり、個人投資家には手に入りにくい物件です。
この投資スタイルは、実物不動産投資では味わえない特別な体験を提供し、投資の可能性を広げてくれるでしょう。